全国善光寺会とは



   

    
日本最古の霊仏をお祀りする善光寺の歴史は、1300有余年を経て今日に伝えられてまいりました。
 その間、数多くの天災や火災に遭い、また戦国時代には約50年間信濃の地を離れ各地に移転して安置奉祀されるということもあり、信州での歴史的資料は多く散失することになってしまいました。
 このような中で、宗派を超え、日本中の庶民の信仰を得た善光寺信仰の広がりと深さを伝える証左が、日本国中はもとより海外にまで建立された各地の「善光寺」、また寺号は異なっても「善光寺仏(一光三尊阿弥陀如来)」をご安置したり、「善光寺縁起」をご安置するご縁の深い寺院が数多く存在されていることであります。
 以前からこの全国の善光寺調査は種々行なわれていたのでしょうが、正確な資料として発表されていない状況でありました。
 当寺の住職の「全国善光寺会を作ろう」との再三の呼びかけに対して、なかなか重い腰を上げなかったものの、信州善光寺において平成4年の6月から第一次アンケート調査が行われました。その結果、全国には443の善光寺如来分身仏があると言われ、「善光寺」を正式な寺名とする寺院は119ヵ寺を数えます。こうした調査がご縁になって、平成5年11月に善光寺サミットが開催され、全国善光寺会が設立されました。

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